1)エンジンの構造とパーツ 1
エンジンは、シリンダーでガソリンを燃焼(爆発)させ、その際に発生する圧力でピストンを動かし、動力を発生させる。燃焼の方法により、エンジンは2ストロークと4ストロークの2種類に分けることができる。ピストンなど金属製の部品がこすれあったりする部分が多いため、そのままだとすぐに摩耗してしまう。それを防ぐために、潤滑油(エンジンオイル)が使用される。
ガソリンを燃焼させる際には、熱が発生する。この熱により、エンジンオイルはすぐに熱くなってしまう。エンジンオイルの熱が上昇しすぎると、サーモスタットは冷却が必要と判断し、オイルを冷却する。冷却方法には、空冷式、油冷式、水冷式の3つがある。
空冷式は、走行時に受ける風を利用する方法である。空冷エンジンには、フィンと呼ばれるうすい板状のひだがつけられている。また、オイルクーラーでオイルを冷やす車種もある。オイルクーラーは、水冷式エンジンに使われる場合もある。
油冷式の場合は、冷却用のオイルポンプを使い、エンジンオイルをシリンダーヘッドに吹き付けて冷やす。ヘッド以外のシリンダー部分は、空冷を行う。
水冷式の場合は、冷却水を使用する。エンジン周りを流れ温まった冷却水は、ラジエーターを通り、そこで走行風によって冷やされ、再びエンジンに戻る。走行風だけでは足りない時のために、強制冷却ファンが取り付けられている。

